マンマ・ミーア ヒア・ウィー・ゴー!

マンマ・ミーア ヒア・ウィー・ゴー!

 

頭使う度   ★☆☆☆☆(むしろつかったらダメ。楽しめない)

わくわく度  ★★★★★

ビジュアル度 ★★★★★

 

1.ストーリー(HPより抜粋)

どこまでも青く輝くエーゲ海に浮かぶ、ギリシャのカロカイリ島。

母のドナ(メリル・ストリープ)との夢だったホテルを、ついに完成させたソフィ(アマンダ・セイフライド)は、支配人に任命したセニョール・シエンフエゴス(アンディ・ガルシア)と共に、オープニングパーティーの準備に駆け回っていた。

 

人生で最高に晴れやかな日を迎えたソフィだが、その心は揺れていた。

ニューヨークでホテルビジネスを学んでいる夫のスカイ(ドミニク・クーパー)が、そこで働かないかと誘われたのだ。

ニューヨークで新たな人生を始めることに魅力を感じるスカイと、母の夢にこだわるソフィとの間に、かつてない危機が訪れていた。

 

そんな中、ソフィの妊娠が発覚!

ソフィは思わず、若き日の母と自分を重ねる。

ママは一人で私を身篭った時、どんな気持ちだった?

3人のパパたちはどうやって出会って、なぜ別れたの?

 

 

時は遡り、オックスフォード大学を卒業した若き日のドナ(リリー・ジェームズ)は、“自分を見つけるため”に広い世界へと飛び出すことを決意する。

たった一人の家族である母のルビーは、歌手として活躍していた。

ツアーで忙しいとはいえ、娘の卒業式にも来てくれなかった母のもとへ戻る気もなかった。

 

親友のロージーとターニャに見送られ、まずパリへと旅立ったドナは、宿泊先ののホテルで若きハリー(ヒュー・スキナー)と出会う。

父親の経営する銀行を継ぐためパリへ来たというハリーは、自分にはない“自由・情熱・勇気”に満ち溢れたドナに瞬く間に恋をする。

ハリーの一途な思いに心を動かされたドナは、彼と一夜を共にするのだった。

 

だが、ドナの冒険は始まったばかり。

彼女には目指す場所があった。

 

その昔、人々が世界の果てだと信じていたギリシャのカロカイリ島だ。

ところがドナは、数日に1本しかでないフェリーに乗り遅れてしまう。

そこへヨットで気ままな旅を続けている若き日のビル(ジョシュ・ディラン)が現れ、島まで乗せてくれる。

いかにも遊び人のビルからの誘惑をこの時は軽くスルーしたドナだが、彼とのドラマはこれで終わりではなかった。

 

 

宝石のように美しい島に到着したドナは、なぜか丘の上にポツンと建つ、壊れかけた家に引き寄せられる。

人の気配は無く、1頭の馬だけが取り残されていたのだが、突然の激しい嵐に馬小屋が壊れ始める。

助けを求めて外へ飛び出したドアが出会ったのが、若きサム(ジェレミー・アーヴァイン)だった。

力を合わせて馬を救出した二人は、たちまち恋に落ちる。

ドナはこの島でサムと暮らすことこそが“運命”だと感じるが、“レールに敷かれた人生”を始める前に、ひと息の休息をとっていた建築家のサム、ある重大なことをドナに隠していた――。

 

 

そして現在――。

駆けつけたロージージュリー・ウォルターズ)とターニャ(クリスティーン・バランスキー)に、ゴージャスなボールルームロマンティックなテラスなど、ホテルの見どころを案内するソフィ。

ところが突然、嵐の到来を告げる雷が鳴り響く。

このままではフェリーが欠航し、スペシャルゲストのニューヨークのセレブやパーティーを盛り上げるバンド、さらには取材のメディアも来られず、パーティーは台無しだ。

 

慌てるソフィを“3人のパパ”の一人であるサム(ピアース・ブロスナン)が助けてくれる。

20年ぶりに再会したときのプロポーズ以来、サムはドナ愛を捧げ続けていた。

だが、頼りになるサムにも嵐を止めるには不可能だ。

あとの“2人のパパ”からは、パーティーに出席できないと言われていた。

ハリー(コリン・ファース)は東京でビジネスの重要な契約があり、冒険家のビル(ステラン・スカルスガルド)は作家としても成功し、ストックホルムで授賞式があるのだ。

 

果たしてソフィはパーティーを成功させることができるのか?

スカイとの愛の行方は?

そしてソフィの中に宿ったかけがえのない命は――?

 

 

2.前作を見ての感想ともやもやしたところ

前作見たとき本当に素晴らしいミュージカル映画だったと思ったのですが、

同時に色々もやもやした気持ちもありましたので、思い出せる範囲で書いておきます。

 

①そもそもドナ(メリル・ストリープ)の子供の親がわからないってどうかしてない?

 女性の立場からすると、付き合う男性がころころ変わる女性ってわりといるんですが、さすがに子供の親はなんとなくわかるでしょうよって思うんですよね…。

 まあ、フリーセックスの時代だからしょうがないのかな、って思ったんですが、映画始め見るときには、最後にはわかるでしょう…。って思っていたので、結果本当にわからんのかい!!ってなった時、うわ…少しひくわと思っちゃいました。

 

②ドナの男の趣味悪くない?

 本当に大きなお世話って話なんですが、回想シーンでお父さん3人の若い頃の映像が、はっきり言ってダサい&キモイ(今時点で皆さんかっこいいのですが)その時はコメディだしね、この表現の方がおもしろいよね…と思ったのですが、なんとなくもやもやしていました。

 

③ドナなんで日記に過去の男との色々なことをかいちゃうのかなー。

 私そもそも、他の映画でもそういうこと書く人ってどうかなって思うんですよね。毎日日記を書く習慣があったり懺悔的な気持ちがあって、という場合はまだ多少しょうがないかと思うんですが(それでも、大概こういうのが原因で問題って複雑化するから、センシティブな問題を端的に書いて残すのは、やめとけよって思うことも多々あります)なんとなくかいて、子供にみられるところに置いとくのはだめでしょう。

 

 

3.じゃあなんで続編をみたのか

 正直1で書いたストーリー見たとき、ドナ(メリル・ストリープ)が死んでるって理解していなかったので、「え?お母さんがどんな気持ちだったかなんて本人に直接聞いたら?」って思ってしまったんですよね。曲も少しかぶってるし、続編だし、DVDになったらみようかな、なんて思っていました。

私の中で「続編」って面白い作品の確立って低いイメージがわりとあります。

 

そんな中、私個人的に落ち込むことがありぼんやりしていた時にCMを見て、曜日を確認したら水曜!(レディースデイ)あ!見に行こう!なんか元気をもらえそう、と思い走って見に行きました。(要は勢いってことですね)

 

 

4.見た後の感想

  最高でしたね。

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↑映画を見た後の気持ちです。

 

 本当、過去の自分の立場に ると本当にごめんなさい、感じです。(こういうふうに反省できる自分に酔っている)疲れていて落ち込んでいた自分にぴったりの映画で、おかげ様で元気になりました。

 

最高と思った点については、大きく分けると以下の3点をあげたいと思います。

 

 ①リリー・ジェーイムズの可愛さが役にぴったり!

 ②幅の広いイケメンが続出!特にビル!あんた最高だよ!(HU~♪)

 ③前回納得できなかった部分を全部カバー!ストーリーがより納得できるものに!

 

リリー・ジェームズの可愛さが役にぴったり!

 リリー・ジェームズのイメージって「シンデレラ」のイメージが私のなかで強くて、いつも本当に上品な顔してるな、って思っていたのですが、そんな彼女が若いころのドナを演じてくれたおかげでかなりイメージ良くなりました。

 

こんな彼女が…

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こんなに明るく!

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メリル・ストリープって本当に演技が上手だし、年齢にふさわしい演技をされていて素晴らしい女優さんなんですが、難易度の高い役をやりすぎていて「明るくてピュア」なイメージからは程遠いんですよね。(日本の女優さんだと大竹しのぶさんにも同じ気持ちがあるんですよね。もう「黒い家」から、はかり知れぬ闇の深さを勝手に感じてしまって、ピュアっぽい役をやると「そんなはずがない…」って思ってしまうんですよね)

 

私にピュアさを否定されたメリル…。

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なので、今回リリーが演じてくれたおかげで、ドナの「奔放な女性」のイメージから、ローマの休日オードリー・ヘプバーンのような「普段は抑圧されていた女性が解放されてはしゃいでる」というイメージに少し変わりました。(ストーリー的には、大学の卒業式に友達と歌っちゃうタイプの人間なんで抑圧という言葉はふさわしくないとは思うのですが…。)イメージがよくなったためか、ドナへの共感性が高まって前よりストーリーにはまった気がしました。

 

また、年齢的にも前回メリル・ストリープが昔の恋の話をしていた(歌っていた)時、親の恋愛聞かされているみたいなこっぱずかしい気持ちが多少あったのですが、今回は年齢が近いリリー・ジェームズが演じていたのでそれもさらに共感性が高まった要素の一つかもしれないですねー。

 

②幅の広いイケメンが続出!特にビル!あんた最高だよ!(HU~♪)

今回本当に多種多様のイケメンが出ていまして、テンション上がっている自分を感じたとき、まだま女なんだなーとしみじみしてしまいました。

 

本当にかっこいいのですが、いかんせん画像だと彼らの素敵さが伝わらないので、是非下の動画をご確認ください。

 

www.youtube.com

 

 どうでした?かっこよくないですか。

 

出てきた順番で説明すると

1.イケメン・不器用・童貞のハリー

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2.時にはちゃらく、時には少年のような、やさしさのビル

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3.知的・真面目・正統派イケメンのサム

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こんな感じです。

これに加えて渋いアンディ・ガルシアも加わってたまりませんよ。

 

世の女性はおそらくサムに行くんだろうな、ってわかるんですが、私は今回は断トツでビルが好きです!!

性格と雰囲気が最高にタイプなんですよね。

 

ビルとワンナイトしてしまう時のビルの誘い方なんて本当にエロすぎて「キャー(≧∀≦)」ってなっちゃいましたね。

 

かつて私が愛した、陽気で明るいジャッキー・グーデリアンに近いものを感じたので、画像はっておきますね。

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フルハウスジョーイおじさん似の彼を今後応援していかなくては…。

 

 

③前回納得できなかった部分を全部カバー!ストーリーがより納得できるものに!

先程に書いた疑問が割と解決しました。

 

疑問①そもそもドナ(メリル・ストリープ)の子供の親がわからないってどうかしてない?

鑑賞後の私→うん…あれじゃあわからないね…。

      しかもあんな状況だと避妊具買うタイミングないね。

 

②ドナの男の趣味悪くない?

鑑賞後の私→悪くない!むしろいい!

 

③ドナなんで日記に過去の男との色々なことをかいちゃうのかなー。

鑑賞後の私→相談できる人がいないからかいちゃったんだね…。

      仕方ないか…(ただし、隠し方には隙がありすぎるぞ)

 

他にも前回説明不足なところを結構納得できるようにしているため、前作見ている方は是非見ていただいた方がいいと思います。

 

 

5.結論

続編としては最高の作品だと思います。

ハッピーな気持ちになるガールズムービーですし、全女性に見て頂きたい!

 

…ただし、これデートで見に行ったら、男性とかなり意見わかれる映画になること間違いなし!!

デートではみないで!!女友達といって!!

 

ガールズムービー度:★★★★★